料理を作ればサラリーマンのうつ病は治せる!

2017年に定年退職した元サラリーマンが、自分のうつ病体験を元に「うつ病から自力で回復するためのリハビリテーション方法=料理を作ること!」について、思った事・できた事をあれこれ語ります。

入院・手術をして来ました。

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 今年5月に発生した(やっちまった)左肩の腱板断裂の修復のため、近所の病院に入院し、手術を受けてきました。(写真は手術前の晩の病院食です。おかずは卵焼きとひじき煮でした。お味噌汁はありません)

 

 手術は入院翌日、当初午後2時半からという予定が1時半からになりましたが、前の方の手術が長引いたため、結局2時スタートです。手術室には自分で歩いて入り、台に乗りました。点滴の針のようなもの(麻酔注射)で「手がチクッとしますよー」と言われた後はもう記憶がなくなりました。

 手術前に聞いた話では、「全身麻酔と共に左の首筋にもう一つ局部麻酔を打ち、全身の方はガスをかがせる間だけ眠っていて、手術後にガスを止めれば局部以外はすぐに覚醒するから、声をかけて名前を呼ぶなどして起こそうとする」という話しでしたが、結局気づいたのは夕方4時半頃。2時間半ぐっすり寝ていたようで、すっきり目覚めると、4人部屋の病室のベッドの上でした。

 

 左肩はがっちりと、ガーゼやテープ・固定具が装着され、右手は点滴、胸には心電図のセンサーが3か所貼られ、左足太ももには血圧計のバンドが巻かれ、更に両足のひざ下には、寝たままでも運動しているのと同じ効果が得られるというマッサージ機が装着され、ひっきりなしに膨れたりしぼんだりしています。

 自分の印象としては「左肩だけの手術なのに、なんて大げさな!」と思いましたが、どんな小さなことも見逃さず、経過を見守る姿勢の表れだなと安心しました。医療は日進月歩なんでしょうね。ありがたいです。

 

  麻酔がまだ指先に残っていましたが、痺れがなくなるのに伴い、手術跡がじんじん痛くなってきました。結局、手術中は麻酔のおかげで痛くなくても、それは痛みを先送りしているだけであって、痛みは後から追体験するものなのかもしれません。

 その日はベッドで寝たきり。栄養と抗生物質の点滴だけで過ごしました。いつのまにかアソコにチューブを入れられて、おしっこも透明なビニールバッグに垂れ流しです。

 夜は痛くて痛みどめの点滴も入れてもらいましたが、ほとんど効果がなく一睡もできませんでした。肩に5寸釘を2~3本打ち込まれたのかなと思うような厳しい痛みです。痛さの度合いとしては、10段階の8くらいだったでしょうか。

 

  ちなみに、痛みの度合いを説明すると、自分の尺度としては、

  10・・・けがをした部位を治療のために触っているときの最大の痛み

  9・・・けがをしたその時の痛み

  8・・・治療が終わった直後の最高に痛いとき

  7~5・・・痛くて他に何もできない(上・中・下)

  4~1・・・痛いが我慢して他のことができる(上・中・下・ほとんどなし)

 という感じで定義してみました。お医者さんも看護師さんも、この表現方法は分かりやすかったみたいでした。翌日の朝「痛みが8くらい」と言った直後から、朝昼晩と痛み止めを処方してもらいましたし、3日目の朝「昨晩は4だったけど今は2に落ち着いてきました。」と告げることで、退院を早くしてもらうことができたように思います。

 良かったら使ってみてください。

 

 さて手術ですが、肩の腱板は切れていましたが、元の骨の上に骨と同化する素材でピンのようなものを打ち、繋いでもらったそうです。しっかり定着するまで7週間くらいの間、左腕には固定具を装着です。

 左の手のひらは動きますが、肩から肘までを固定しているため、当分料理を作るには、著しい制限を受けます。横では、長年料理をしなかった妻が、「あたしがやるよ!」と少し涙目で決意を固めています。さて、どうなることやら。