料理を作ればサラリーマンのうつ病は治せる!

2017年に定年退職した元サラリーマンが、自分のうつ病体験を元に「うつ病から自力で回復するためのリハビリテーション方法=料理を作ること!」について、思った事・できた事をあれこれ語ります。

届きましたよ、アベノマスク

 ついにウチにも届きました。2枚入りでした。

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 不良品がたくさん出ているとのこと、無料で検品しちゃいました。

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 一応、4層構造なんですね。

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 一枚は、布にほつれがありました。なんか嫌ですね。

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 言われるほど小さくはありませんでした。でも何度も洗っていると縮んできそうです。

 着用してみた感想

 ある種のデジャブを感じました。

 「離れて暮らす母親から、古臭い・欲しくないものが送られてきた」あの感じです。

 「そっちではマスクが手に入らないんだろう? ウチに少し余ってるから送ってあげるよ」と、一方的な善意で、役に立たない迷惑なものが送られてきた、そんな過去の経験がよみがえってきます。

 こういう時、私の姉ならば「お母さんは良かれと思って送ってくれたんだから、そんなこと言わずに感謝して使えばいいじゃない」と、きっと文句を言うでしょう。

 

 でも私からすれば、こちらの状況もよく知らないまま、どんなものが必要なのか正しく理解しないまま、的外れな/役に立たない/質の悪い(使えない)ものを送ってきて、ご本人は「あの子のためにやってあげた」とご満悦になる・・・という構図が見えてしまうと、「いったいこれは誰のためなんだろう・・・私のためなんじゃないの? 母の気持ちを汲んで(忖度して)私が精神的な負担を強いられるのは何故?」と考え込んでしまいます。

 過去に何度か体験した不愉快な思いを、今回否応なく思い出してしまいました。

 

 安倍首相は私と同年代ですが、「この政策が役に立つ、国民に支持される」と判断したということは、この人はもしかすると、精神年齢が実年齢よりずっと高いのかもしれないという気がします。

 

 考えてみれば、彼は子供の頃からお祖父さんやお父さんの背中をずっと見てきて、周辺も皆自分よりかなり上の世代の人たちばかりの環境で育ってきたはずです。その結果、それがあたりまえの精神状態になっているのではないでしょうか。

 政権内・与党内の幹部も自分より年上の人たちばかりの中で、50代半ばから総理大臣をやっていられたのは、それが一因かもしれません。

 そう考えれば、常に高飛車で、言葉遣いが表層的で、若い女性議員をマスコット的に使い(登用しているようで実は軽んじ)、理論的ではなく情動的で、思い込みが激しい態度も合点がいきます。

 だから「美しい国」だとか、「自衛隊員の子供がかわいそうだから憲法を変えたい」とか、「高齢者は後回しでいいから、まず学校を休校して子供たちのコロナ感染を防ごう」とか、「とりあえず何でもいいからマスクを配ろう」とか、どちらかと言えば高齢者目線で、高齢者の情に訴える考え方・行動が多いのではないでしょうか。

 投票してくれる支持者は高齢者が中心だから、衆議院議員としての判断は正しいかもしれませんけどね。

 

 アベノマスクによって、そんなことを感じ取れた気がします。これでは、やはりこの先困りますね。

 

ではまた。