料理を作ればサラリーマンのうつ病は治せる!

2017年に定年退職した元サラリーマンが、自分のうつ病体験を元に「うつ病から自力で回復するためのリハビリテーション方法=料理を作ること!」について、思った事・できた事をあれこれ語ります。

You Tubeチャンネル5曲目「この世の中で」を公開させていただきます

 先月に続き、また料理ではなく音楽制作の話です。

 前回つい調子に乗って、「次回作は5月中には完成・公開できると思います」なんて軽く書き込みましたが、結局ぎりぎりの状況になってしまいました。偉そうに書くもんじゃないですね。こういうのを独り相撲と言うんでしょう。悪い癖が出ました。反省。

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(実は私、ドラム演奏時はサウスポーなんです)

  ではいつものように、御用とお急ぎのない、暇で暇でどうしようもない方、変なものを見聴きしたがるモノ好きな方、何があっても冷静でいられる方、めったに怒らない気の長い方、またもや5分ほど、耐えて聴いてみていただけますでしょうか。

  よろしくお願いします。<m(_ _)m>

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 曲のスタイル

  そもそも私の作るものはいつも古臭い曲ばかりなのですが、その私が30年前に、その当時既にスタンダードナンバー化していた昔のヒット曲(ロコモーションとか、スタンド・バイ・ミーとか)にあこがれて、「あんな曲を、自分の居るアマチュアバンドでやりたいな」と思って作りました。

 

 メロディもサウンドも、ギターロックバンドのシミュレーションですし、本当に古い、シンプルなスタイルのPOPSになっているかと思います。

 (メンバーみんなで顔を見合わせながら「せーの」で始める曲!) 

32歳当時の私と62歳の現在の私とのコラボ

 さて今回の曲は世間的には新曲ですが、前回も書きましたとおり、昔作ったもののリメイクです。原曲は、むかしむかし今からちょうど30年前、私が32歳の時に作りました。大半の部分が既に録音済みでしたので、今回わずか1カ月で完成までこぎつけることができたというわけです。

 

 元々はカセットテープに録音したものを、ハードディスクレコーダーにコピーして保存しておいたデータ(ZIPディスクという旧時代のメディア)からサルベージできたのがきっかけです。

  再現した音声データをMACに移し、使えないパートを見限り足りないパートを追加しました。リードボーカルリズムギター(左・右)、リードギター(左)が32歳の時の私。それ以外が現在、62歳の私による録音です。

  何故過去のボーカルやギターパートを活かしたかと言えば、当時も自分の声や演奏は「レベルが低すぎて使い物にならない」と思っていましたが、それでも「62歳の今よりはよほどマシ」だったからです。嫌になっちゃいますね。

  

 それにしても、30年の時を経て若い頃の自分とコラボレーションできるなんて・・・。まるでタイムマシンを利用したかのようです。個人でここまでできるんですから、すごい時代になりましたね。テクノロジーの勝利です。

 

 そして今回、ソフトウェアLogicPro XのプラグインFlex Pitchが大活躍しました。

  原曲はもっとリズムが緩くアレンジも冗長で6分を超えるダルいものでしたが、全体の速度を少し早め、音声データの切り貼りで(どこで切ったか分からないほどのソフトウェアのクオリティに関心!)イントロ・アウトロを端折ったことで約5分に短縮できました(それでもまだ長すぎですが)。

  ボーカルやリードギターも、速度と音程・ミスタッチまでも修正しまくった結果、「大きな破綻が耳につかない状態」まで作り込むことができたかなと思います。

  映像について

  You TubeにUPするということは、当然画像が必要ということですが、いつもどうするかで悩みます。私は自分の姿を出すことには抵抗があるので、自然と借り物の被写体と画像を使うことになります。

  今回はNet上で無料素材をDLできるPixabay https://pixabay.com/ja/ を利用させてもらいました。クオリティの高い素材がふんだんにあり、無償で利用させてもらえるのでとても助かりました。

 

 写真をたくさん並べただけの映像ではありますが、ある程度のストーリー性を持たせて歌詞のイメージを補完しようとして考え、これでも一週間ほどかかりました。

  歌詞の内容とは少しずれているのですが、写真と被写体のクオリティがあまりにも素晴らしかったので、これはこれでインパクトのあるものになったかなと思います。いかがでしょうか。

 

 コロナ自粛のおかげで収入は無くなりましたが、時間がたくさんできたので、こんなことをコツコツやっております。

 これで広告で儲かるわけではありませんが、自分も「You Tuberの一人だぜっ」と思えることが、なんだか時代に乗り遅れずにいる(そうでない部分もたくさんありますが)というハッタリになって、現代人としての自信に少しだけつながる気がします。

 今後ともよろしくお願い致します。

  

ではまた。