料理を作ればサラリーマンのうつ病は治せる!

2017年に定年退職した元サラリーマンが、自分のうつ病体験を元に「うつ病から自力で回復するためのリハビリテーション方法=料理を作ること!」について、思った事・できた事をあれこれ語ります。

ぶりあら大根

 だいぶ気温が暖かくなってきましたね。熱い料理を食べなくても良くなりつつありますが、それでもちょっとあったかくてホッとしたいなあ・・と思い、昨夜は行きつけのスーパーで200円で売っていたぶりの「あら」で、「あら大根」にしました。

f:id:kenro1601b0:20210321100715j:plain

気を付けること

・ブリの下処理(臭み取り)

 割と新鮮な感じだったんですが、それでもブリは生臭さが出やすいので、下処理は必要ですね。と言ってもあまり高等なテクニックは面倒です。

 私のやり方は、①とにかくぬるま湯で隅々まで良く洗うこと。「あら」は内臓に近い部分が残っていることが多いのですが、そこを残してしまうと臭みが出ますので、洗いながら落としてゆきます。

 そして②キッチンペーパーで水気を良く拭いておくこと。「血」の部分が残っているとこれも臭みのもとなので、洗った後水分と共に良くふき取っておきましょう。

・大根の下茹で

 レシピ集などでよく説明されるのは「米のとぎ汁で煮る」ということですが、そう都合よくとぎ汁は出ませんよね。そこで生のお米を鍋に入れて焚きます。コメの量は一掴み程度で十分効果があるみたいです。

 また専門家がよくする説明が「隠し包丁」と「面取り」ですが、隠し包丁はともかくとして、面取りで撮った部分の大根はどうするんですかね? 捨てちゃうのかな? ほとんどの料理人からは説明がありませんね。取っておいてまかないの味噌汁に具にでもするのでしょうか?

 私は、捨てたらもったいないし、他の料理に入れるのもの面倒なので面取りはしません。とにかく強火でグラグラと茹で、透き通ってきたら火を止め、ざるに取り出して冷ましておきます。(いっしょに煮たお米を洗い流したりはしませんよ。もちろん食べられますからね)

・調理

 鍋にお水200~300ccくらい(最終的には具材全部がひたひたになるくらい)と酒3・砂糖1・塩1/4・みりん3・醤油2、しょうがのスライスを入れて火にかけます。

 煮立ったら大根とあらを入れ(水が少なければ追加し)少し強めの中火で、落し蓋をして煮込みます。水気が1/3くらいに減り大根に味が染みたら完成。

 

 大根という野菜の持つ「度量の大きさ・おおらかさ」が味わえるメニューです。ブリの皮の裏のコラーゲンが、ちょっとしたアクセントですね。

 は~家内と二人でほっとする。

 

ではまた。