料理を作ればサラリーマンのうつ病は治せる!

2017年に定年退職した元サラリーマンが、自分のうつ病体験を元に「うつ病から自力で回復するためのリハビリテーション方法=料理を作ること!」について、思った事・できた事をあれこれ語ります。

誕生日を迎えました

 昨日はエビチリを作ってみました。あまりおいしそうには見えません。エビ以外の部分が多すぎ・・・これは片栗粉が多すぎたんですね。でも! 味は大丈夫です。このところ毎日アルバイトに出かける妻が、お弁当のおかずに持って行ってくれました。

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このお皿にはエビが20尾入っていますよ

 エビチリは好きなんですが、エビだけだとそっけない気がして、ちょっと工夫をしてみました。まずタマネギと茄子と長ネギを炒め、ガラスープと砂糖、ケチャップと李錦記のチリソースを加え(前回あんなにユウキ押しだったのに、浮気してすみません)、味を確認してからエビを投入しました。

 少し煮詰まってしまったので水を加えたまでは良かったんですが、サラサラになってしまったので片栗粉を後から入れたのが敗因でした。どろりとした「うま煮」みたいになってしまって、見た目、食欲が出ませんね。いかにも家庭料理です。

 エビの下ごしらえで卵の白身を使い、黄身だけ残ってしまったので、更に卵を加えみりんを混ぜて甘くした炒り卵を作って並べました。これは単独で食べてもどうってことないのですが、エビチリと一緒に食べるとそれぞれの旨味が相乗効果となって、絶妙になります。いわゆる「ご飯何杯でもいける」おかずになりました。

 奥に並んでいるのは前日に作った高野豆腐とどんこシイタケの煮物です。箸休めにちょうど良いかな。

61歳になりました

 先日立ち上げたFacebookから、旧友が祝福のメッセージを送ってくれました。何年も会っていない私に、それはそれはありがたいと思いました。

 

(↓これ以降はただの愚痴なので、お読みにならなくて結構です)

 でも、正直言って誕生日は苦手です。できれば、その話には触れないでもらいたいというのが本音です。

 子供の頃は、早く大人になりたいと思っていました。子供であることは本人にとっても周囲にとっても、不幸なことだと考えていました。大人になってようやくホッとしました。自分で自分のことを決められるからです。でも、だんだん居心地が悪くなって来ました。周囲から期待される態度を取らなきゃいけないからです。

 生まれたから、しかたなく生きていますが、悩みと後悔のほうが多いと感じます。それは自分で決めたことも、人に決められたことも同様です。

 

 40代中ごろから、年を取ることは目出たいことではなくなりました。と言うのは、自分の中身が年齢に追い越され、年齢と趣味がそぐわなくなってゆくからです。

 自分はこの1年間で、1年分成長しただろうか。身体だけが年齢を重ねたけれども、自分の中に年輪(=知恵の部分)が年相応に育っているのだろうか(→否!)と感じ続けています。

 

 原因は、人見知りでわがままで意固地な性格にあるのでしょう。結局61歳になった今も、若い頃に好きだったものは今だに好きで、嫌いだったものは相変わらず嫌い、苦手のものも苦手なまま、むしろますますひどくなり、世間と折り合いがついておらず放置したままです。「食わず嫌い」だけはしないように努めてきたつもりですが、やっぱりダメなものはダメです。

【嫌い・苦手なもの例】

コーヒー、酒(アルコール)、はちみつ、最中、柿、牡蠣、カニ、高級牛肉、みょうが、ゴーヤ、パクチー、香菜、豚骨ラーメン、タバコ、演歌、歌謡曲、アイドル、AKB、モー娘、ヘビメタ、ブリティッシュロック(ビートルズ、クイーン etc)、プログレッシブロック、パンク、ラップ、音楽ジャンルがらみの服装・ファッション、アクセサリー、目の大きな女性、ヤクザ言葉を使う女性、風俗系(スナックやキャバクラ etc)、ディスコ、クラブ、薄暗い部屋、匂いのある空気、お香、日本の仏教以外の宗教(新興宗教含む)、中国人、韓国人、スマートフォン、今どきのアニメ、声優、ヤクザなどバイオレンス系の映画、バッドエンドな話(戦争映画、悲劇系)、プロレスと相撲以外のスポーツ全般、etc etc・・・

 

 マニアックでお気楽な趣味が大好きで、流行を追うことは一番やりたくない。そのくせ趣味の分野でもそんなに深堀はできず中途半端です。永遠の初心者!

 「中二病」とか「アダルトチルドレン」とか、いろいろな定義があります。自分もそういう人間の一人かもしれませんね。それはさながら社会問題になっている「空き家」のように、八方ふさがりで自ら解決策を持たない状態のようです。

 あと20年もすれば(明日以降~20年以内に)代執行が行われそうです。それを待つしかないか。でも、少しだけ納得はしておきたいな。

 ・・・年寄りの愚痴でした。読まれた方、気分を害された方、すみません。